Hepburn System Roman Alphabet

 ヘボン式ローマ字

 ■ローマ字の種類
  ローマ字の種類には「ヘボン式」「訓令式」「日本式」などがあります。
  わが国においては、その使用につき若干の混乱があります。
  外務省では、ヘボン式を採用しています。
  文部省では、訓令式を採用しています。
  ヘボン式は、英語表記に密着しすぎているため、
  英語を話さない国民には、読みにくいという批判があるのです。

  一般慣行としては、最近ではヘボン式が優勢といえます。
  当クラブでは、ヘボン式に基づいて表記しています。

 ■ヘボン式ローマ字
  幕末に来日したアメリカ人宣教師ヘップバーン(ヘボン)が考案しました。
  パスポートなど一般的に使われています。

ヘボン式ローマ字一覧表

A

I

U

E

O

KA

KI

KU

KE

KO

SA

SHI

SU

SE

SO

TA

CHI

TSU

TE

TO

NA

NI

NU

NE

NO

HA

HI

FU

HE

HO

MA

MI

MU

ME

MO

YA

I

YU

E

YO

RA

RI

RU

RE

RO

WA

N(M)

GA

GI

GU

GE

GO

ZA

JI

ZU

ZE

ZO

DA

JI

ZU

DE

DO

BA

BI

BU

BE

BO

PA

PI

PU

PE

PO
きゃ
KYA
きゅ
KYU
きょ
KYO
しゃ
SHA
しゅ
SHU
SHO
ちゃ
CHA
ちゅ
CHU
ちょ
CHO
にゃ
NYA
にゅ
NYU
にょ
NYO
ひゃ
HYA
ひゅ
HYU
ひょ
HYO
みゃ
MYA
みゅ
MYU
MYO
りゃ
RYA
りゅ
RYU
りょ
RYO
ぎゃ
GYA
ぎゅ
GYU
ぎょ
GYO
じゃ
JA
じゅ
JU
じょ
JO
びゃ
BYA
びゅ
BYU
びょ
BYO
ぴゃ
PYA
ぴゅ
PYU
ぴょ
PYO

 ■その他の用法
  ●長音表記
   ヘボン式では、単音と長音を区別しません。
   (例)TOKYO 東京 ・ OSAKA 大阪 ・ KYOTO 京都

   パスポートのローマ字による氏名の表記は、ヘボン式表記が原則ですが、
   本人の申出により、「長音表記」の記載ができるようになりました。
   現行のヘボン式表記に加えによる記載も認められるようになりました。
長音表記 表記(例)
フリガナ 原則表記 可能表記 フリガナ 原則表記 可能表記
オオ O OH オオノ ONO OHNO
オウ O OH コウノ KONO KOHNO

  ●発音
   ヘボン式では、 B ・ M ・ P の前に N の代わりに M をおく。
   (例) NAMBA 難波 ・ HOMMA 本間・ SAMPEI 三瓶

  ●促音
   子音を重ねて示す。
   (例) HATTORI 服部 ・ KIKKAWA 吉川

   但し、CHA ・ CHI ・ CHU ・ CHO 音に限り、その前に を加える。
   (例) HOTCHI 発地・ HATCHO 八町